

MARAZZI GROUPのあゆみ
- 1936年
- 初代フィリッポ・マラッツィが、17世紀以来技術を育んできたテラコッタの産地、モデナはサッスォーロに創業。
- 1950年代
- 二代目ピエトロ・マラッツィは、新技術へ投資をし、生産工程の機械化を図り、時代に即したデザインの追求をし、規模の拡張を行う。徐々に国際的役割を帯びるようになる。
- 1960年代
- 業務を新技術および美学的製品の研究に重点を置き、セラミックタイルのイメージを更に高めるために、この業界で初めて、有名デザイナーに製作を依頼した。
- 1975年
- マラッツィ社は、製造時間とコストを大幅に軽減する高速一回焼法(シングルファイアド)の特許を取得。飛躍的に生産性を向上させる要因となる。後に、世界で最も普及した製造方法となり、マラッツィ社は一大革命を起こした。
- 1977年
- 三代目フィリッポ・マラッツィが、社長に就任。国際化へ本格的に着手し、業界の世界的メーカーに名を連ねることになる。
- 1980年
- スペインにイベリア・マラッツィ、アメリカにアメリカン・マラッツィを設立。国外に生産拠点を二つ作ることによって、国際化路線を補強した。
- 1985年
- 釉薬を施す技術、ファイアーストリーム法を導入し、世界主要国で特許を取得。
- 1989年
- マラッツィ社と同様に、世界にイタリアンタイルを広めた会社のひとつ、チェラミカラーニョ社を買収。マラッツィ社と重複しない販売網を手中に収める。フィリッポ・マラッツィが最高経営責任者に就任。
- 1990年
- トルコのエチャチバージと提携し、合弁でトルコに製造工場を作る。
- 1991年
- スペインのペニャローヤ社を買収。韓国のドン・スー、マレーシアのホン・レオングループとJV協定に署名。
- 1992年
- フィリッポ・マラッツィは、"前衛的セラミック材料の研究および応用の促進における先駆的業績および固体物理化学の非常に重要な分野の、発展への重要な科学的貢献"に対して、モデナ大学より、数学・物理・自然科学学科の化学に名誉学位を授与。
- 1993年
- メキシコのペノレスグループとジョイントベンチャー協定に署名。
- 1995年
- フランスのセラバティ、グレス・ダルトゥア、カロフランスを含め、フランス・セラムおよびフランス アルファ社の全株を取得。フランス国内に生産拠点持ち、欧州の中心部でマラッツィ社の地位向上に努めた。同年6月フィリッポ・マラッツィは、イタリア共和国大統領より、"Cavaliere del Lavoro"勲章(産業界の重要人物への勲章)の名誉称号を与えられた。
- 1998年
- アメリカのモナークタイル社(2工場と14直営店舗を含む)を買収し、定着戦略を図る。
- 2001年
- 東京に日本法人マラッツィ・ジャパンを設立。
- 2004年
- マラッツィ・チャイナを設立。
- 2005年
- マラッツィ・ロシアを設立。